MASASHI: 何10テイクも録ればいいのができる訳じゃないし、なんぼやっても同じってこともあるしね。
花屋: 意外と一発目が一番良かったりするんじゃない?
RYO&MASASHI: そう、それはある!
RYO: 荒いんだけど勢いあったり…でも一ヶ所だけ許せないとかあったりすんだよね(笑)
花屋: そこだけ録り直すって出来ないの?
MASASHI: 出来るけどノリが変わるから…そこだけ。ドラムは基本的に一筆書きだからね。そういう意味ではドラムが一番ライブに近いね。
RYO: ボーカルは音符1個で直せるからね。
花屋: じゃあドラムは一発のノリが大事なんだね。
RYO: だから後で乗せる人が苦労する(笑)
花屋: ドラムがすべての基本になる訳だからね(笑)
MASASHI: まー俺から言わせればそれが出来なきゃやめちまえってとこあるけどね(笑)俺がドラムだ!みたいな。
RYO: その前にお前がやめちまえってとこあるけどね(笑)
一同: 爆笑
花屋: で、リズム隊の次がギターでしょ?
JIRO: うん、大変、そーいうところがあると(笑)
花屋: 苦労話とかないの?
JIRO: ギター録りは夜か次の日からなのに朝から行かなきゃいけなかったり…
MASASHI: 待ち時間はキツイよね。
花屋: 何で朝から行ってたの?
JIRO: 荷物運びとか、エンジニア用の譜面書いたり…。譜面なんてすぐ書けちゃうし、その後暇なんだよね(笑)
RYO&MASASHI: 自分の機材は自分で降ろせよ!(笑)
花屋: で、ギターが終わったらキーボード?レコーディングの流れとかってどんななの?
JIRO: 一曲録るのにだいたい2日がかりで、1日目がリズムと、ギター、キーボードを録れるだけ。ギターが終わったらキーボードって訳じゃなく、両方同時進行みたいな感じ。んで、2日目はその残りとボーカルかな。音を録る作業は2日間。
MASASHI: まぁうちのバンドの場合はだけど、他はわかんないし。
花屋: レコーディングとライブは全くの別物なんだね。
MASASHI: 一発録りで「せ~の」で録るところもあるけどね。基本的には別物じゃない?そのバンドの色だったり表現の仕方だから、一番いい方法でやるわけだし。
花屋: こーいう話ってあんまり外に出ないからいーんじゃない?
RYO: 最近の子は知ってるんじゃない?
花屋: まぁでも細かい話はわかんないでしょ、俺も知らないし。
RYO: じゃぁドラムとベースは朝が早いってのは言っておこうかな(笑)
花屋: 荷物運びもしなきゃいかんと(笑)
JIRO: それはレコーディングとは違う話だろ(笑)
MASASHI: 結構肉体労働だよ(笑)
花屋: まぁ色んな意味でレコーディングは大変だと(笑)でもこういう話を聞いた上でMELODYのCDを聴くとまた違うんじゃない?
RYO: そうかもね(笑)
花屋: じゃあ次行こうかな。理想のバンド像とかってある?
RYO: う~ん、なんだろ。
MASASHI: かっこいいバンドじゃない?
JIRO: うん、かっこいいバンドだね。
MASASHI: バンドってさー人生の中で別にやんなくてもいい訳じゃない?それをやってる訳だから、かっこよかったり、楽しかったりしないとやってる意味ないじゃん?
RYO: お前かっこいいな(笑)
MASASHI: まぁ人によりかっこいいも違うと思うけど。
RYO: 自分がかっこいいと思えばいいんじゃない?
MASASHI: それをかっこいいと思う奴が集まってバンドやんのがかっこいいんじゃない?それが理想じゃないかな~。
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「それをかっこいいと思う奴が集まってバンドやんのがかっこいいんじゃない?」 |